白内障日帰り手術について
白内障とは、水晶体が混濁する病気です。症状は、かすんだり、まぶしくなったり、二重に見えたり色々です。一度発症すると、手術を受けない限り改善することはありません。
白内障の手術は、水晶体の混濁した中身を吸い取り、代わりに眼内レンズという人工のレンズを挿入する手術です。当院では、「より丁寧な手術」、「より安全性の高い手術」を、常に心がけております。手術室には、空気を清潔に保つためのクリーンエアコンを完備しています。手術の麻酔は、点眼麻酔による局所麻酔です。痛みを感じやすい人には、より強く効く麻酔をすることも可能です。手術後特に体調不良などなければ、そのまますぐに帰っていただけます。
私が研修医の頃は、白内障手術は入院して受けるのが一般的でした。しかし時代は変わり、むしろ日帰り手術の方が一般的になってきました。
現役世代の若い方で、お仕事休めないから入院は無理という方でも、日帰りならばということで、手術を受けられる方は結構いらっしゃいます。お年の方でも、家に寝たきりのご家族さまがいらっしゃるケースや、またペットなどを飼われていて、入院だとお世話が出来なくて困るという方にも、白内障日帰り手術は好評をいただいております。なお当たり前ですが、入院費用も発生しませんし、着替えなど手荷物の準備も必要ありません。
もちろん眼やお身体の状態によっては、入院で手術を受けていただく事もあります。また諸事情により入院での白内障手術をご希望される場合は、適切な病院をご紹介させていただきます。
<手術までの流れ> |
(1)手術を申込みされたら、手術用の検査を受けていただきます。当院での採血や、内科受診もあります。 (2)手術が近づいてきたら、術前説明会があります。手術前後の過ごし方や、手術の合併症などについて、スタッフや院長から説明があります。全身状態の確認をし、術後のピントの位置などを相談します。そして術前にさす点眼薬が処方されます。 (3)手術の前の日曜日から、術前点眼薬を開始します。 (4)手術当日は、いつも通りお薬を飲んできてください(中止を指示された薬は、指定された日から飲まないで下さい)。お昼ご飯は、少ない目が望ましいでしょう。 |
---|---|
<手術後の流れ> |
(1)手術終了時に着けた眼帯は、翌朝の診察までは外さないようにして下さい。翌日朝一番に受診をしていただきます。 (2)翌日から、術後の内服薬と点眼薬が始まります。内服は4日間で終了ですが、点眼薬は、種類を減らしながら、3カ月間続けていただきます。自己判断で中断・中止しない様に、お願い致します。 (3)術後1週間はお顔と髪を洗えません(美容院で、お湯やシャンプーが入らない様に、仰向けで洗髪してもらうのは構いません)。顔は清潔なおしぼりで拭くだけになります。首から下は、手術翌日から湯船につかっても大丈夫です。運動や自動車の運転などは、院長に確認してからにして下さい。 (4)だんだんと診察間隔が延びて行きますが、万が一眼の調子が悪い時は、診察予定の日ではなくても診察を受けに行きましょう。もし休日の場合は、中央急病診療所を受診して下さい。 |
受付時間 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
祝 |
9:00~12:00 |
● |
● |
● | ● | ● | ● | / |
/ |
15:30~18:30 |
● |
● | ▲ |
/ |
● | / | / |
/ |
休診日 |
水曜日と木曜日と土曜日の午後、日曜日、祝日 |
夜間や日曜・祝日などで、お急ぎの方へ | 中央急病診療所を受診して下さい。大阪府の眼科の急病診療所は、こちらだけです。 |
---|
アクセス
〒558-0004 大阪市住吉区長居東4丁目11-25 タケ&ハルビル第1‐3階
FAX 06-6606-2210
まえだ眼科の場所は、長居公園通りとあびこ筋の交差点の南西角のビルの3階です。ビル正面のエレベーターから、3階に上がって下さい。(階段では上がれません)
あびこや西田辺からは、大阪メトロ御堂筋線の「長居」駅⑥番出口を出てすぐです。
⑥番出口の目の前に当ビルの入り口があります。
東住吉区や平野区、住之江区からでも、大阪市バスでお越しください。
「地下鉄長居」で降車いただき、バス停から徒歩1分です。
また阿倍野区や東住吉区からJR阪和線で来られる場合でも、JR「長居」駅から徒歩3分くらいです。
院内は、バリアフリーです。
Wi-Fi を設置しておりますので、待ち時間にご活用下さい。